開催趣旨

Think Asia Seminar(華人研) 設立趣意書

 「華人研」は、中国・アジア・世界の経営・ビジネスに直結する実学と歴史・文化を学び、日々の業務や活動において実践することを目的に、幹事有志がボランティアで運営している 非営利組織です。
 本会では、日本において海外を意識し、海外に赴いて日本を省みる「場」として受信と発信、過去を学びつつ未来を共有する双方向の交流を目指します。そのため、第一線で活躍する専門家や研究者を招いての講演会では、日々直面する事柄を整理し理解するフレーム作りを行いたいと考えています。また、言葉も文化も異なる海外駐在で悪戦苦闘したビジネスパーソン等から現地で蓄積した経験を伝えて頂く報告会では、現場のノウハウを共有し継承することを目指します。本会ならではの海外情報提供や異文化理解により、変わりゆく世界を独自の視点から見る力を養うとともに、次世代に継承する「場」としての存在寄与をしていきたいと考えています。海外とのビジネスを志す方、これまでのビジネス経験を改めて見つめ直したい方をはじめ多様な動機を持つ皆様の積極的な参加をお待ちしています。

2019年5月 華人研 代表 井上邦久

Think Asia Seminar(華人研) 沿革

 「華人研」は当初、日本香港協会全国連合会が主催運営するChinese Management & Marketing School(以下CMMS)の修了生を母体に2006年1月に「CMMS・OB会」として大阪で発足しました。
 CMMSでは主に中国をはじめとする中華圏の経営・ビジネスを理解するための理論的・実務的知識について、その分野の第一人者から講義が行われました。CMMS修了後も日々刻々と変化する情勢について情報交換・意見交換の場として、毎月自主的に例会を開催してきました。CMMS・OB会はその後「華人経済・経営研究会」へと名称を変え、趣旨に賛同するメンバーを新たに迎えつつ、例会開催を重ねてきましたが、このたび「華人研」として新たなスタートを切りました。華人研の母体の運営に尽力され、2016年7月に惜しまれながら永眠された馬場正修氏の遺志を引き継ぎ、アジアをはじめ海外でのビジネスや文化に関心のある方とともに、個人として、また企業経営者としてのあり方を模索していきたいと考えています。
 
<ご参加にあたって>
・  本会の趣旨に沿わない為、営利行為、政治活動、宗教活動等はご遠慮頂いております。
・  このほか本会および会員に対し迷惑をかける言動・行為、公序良俗に反する行為を禁止します。